歳を重ねるごとに太りやすくなっちゃったら…

【ケトジェニックダイエットは痩せない!】効果が出ない人の決定的な理由を解説

最近の筋トレブームにより、糖質を制限しながらタンパク質を増やす糖質制限ダイエットが、そして『ケトジェニックダイエット』が流行りつつあります。

ですが、いざケトジェニックダイエットに取り組んではみたものの、なかなか体重が減らない...と悩んでいる方は多いようです。

ハイ、そうなんです。

ケトジェニックダイエットには体重が減らない決定的な理由があり、それはケトジェニックダイエットの特徴にあると私は思っています。

そこでココでは、ケトジェニックダイエットで体重が減らない、効果が出ない人の決定的な理由についてまとめました。

あなたがケトジェニックダイエットに取り組むときには、このことを事前に知っておいてから始めたほうが良いです。

ケトジェニックダイエットで体重が減らないのはなぜ?

ケトジェニックダイエットで体重が減らないのは何が原因なのでしょうか?

一時的に体重が減らない理由は2つほど考えられます。
一つは、ケトジェニックダイエット推奨以上の糖質量を、気づかずに取りすぎている可能性があること。
もう一つは、上記の関連してあなたの今の体質にケトジェニックダイエットが合っていないかも?ということです。

私はケトジェニックダイエット自体を、よほどの精神力がない限り長続きしないと思っている派なのでオススメしていません

というのも、ケトジェニックダイエットは自己管理がメッチャ大変なダイエットなんです。

なので、修行僧のようにダイエットするのが好きな人には向いているダイエットかもしれません。

でもですね、『もっと他に楽に痩せる方法はありますよ!』というのがミラダンのスタンス。

だって、やっぱり楽ぅ~ぅにダイエットをできるのなら、それに越したことはないと私は思うからです。

ケトジェニックダイエットとは?

ケトジェニックダイエットとは、簡単にいうと

  • 糖質制限ダイエットを更に細かく規定し、脂質を多く、炭水化物を少なく摂取する食事方法のこと

食事の三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)の摂取カロリーを、

  • P プロテイン(タンパク質)= 4kcal/g
  • C カーボン(糖質)= 4kcal/g
  • F ファット(脂質)= 9kcal/g

として、1日の食事量を100としたとき、それぞれの量をP=20%、F=75%、C=5%を目安にするという方法です。

つまり、「高タンパク質、高脂質、低糖質」の食事にし、糖質を極限にまで低くしながら、脂質をたくさん取るという、いわゆる食事療法ダイエットです。

このようにして、体内の糖質が足りない状態にし、エネルギーを補うために脂肪を分解して作った「ケトン体」を利用して体を動かすように体質改善するのがケトジェニックダイエットです。

ただし、ケトジェニックダイエットを始めてから、1度でも1日5%以上の糖質を食べてしまうと、効果はゼロリセットされてしまいます。

ですから、糖質制限ダイエットよりも難易度が2ランク上のダイエット方法だといえます。

だって、1日5%以上の糖質って、1日の食事量を1800kcalとした場合は90g。

私たちが普段食べる白米は、一般的にごはん茶碗一杯の量だと約150g程度で、その糖質量は約55gです。

つまり、糖質量だけでも1日ごはん茶碗2杯以下にしないと、ケトジェニックダイエットは成立しません。

非常に厳しい。。。

まるで糖尿病の治療食みたい。

ですから、

「ケトジェニックダイエットで絶対に痩せてやる!」

と強い決意でダイエットを始めても、普通の人は3ヶ月続けばイイほうなんじゃないかと。

そして、3ヶ月後にカレーを1回、もしくはパスタを1回食べちゃうと、もうケトジェニックダイエットは体質ごとゼロリセットされてしまう。

そうなると、またイチからスタートしなければなりません。

このようなダイエット方法、あなたは目標体重になってからも続けることができますか?

私にはムリですー。

そもそも私の場合は、ケトジェニックダイエットよりも制限の少ない糖質制限ダイエットでもリバウンドしました。

ですからミラダンでは、ケトジェニックダイエットを次の2つの理由でオススメしていません。

ケトジェニックダイエットをオススメしない理由その1

それは

  • とにかく食事制限が大変で、一般的な日本人の生活スタイルにはマッチしないダイエットだから

というのが1つ目の理由です。

ケトジェニックダイエットは、1日で食べるモノの制限がたくさんありすぎて、とにかく大変。

たとえば、あなたは次のような食事を毎日毎日続ける自信がありますか?

  • 糖質は1日20g~40g程度に抑える
  • たんぱく質は1日160g~170g
  • 足りないタンパク質は市販のプロテインで代用(糖質4.8g)
  • 脂質は80gくらいに抑える
  • 摂取カロリーは1500kcal~1800kcal

コレって、まるで何かの修行?

このような食生活は、日本人のイメージする食事とはおよそ違いますよね。

なので普通の人は、絶対といっていいほど長続きしないんです。

カラダを仕上げてボディビルコンテストを目指すとか、糖尿病と診断されたので早急に体質改善しなければならい人とかでないと、ムリ。

ただ、3ヶ月とかの短い期間であれば、ケトジェニックダイエットで体重を確実に減らすことは可能です。

ですが、その後の生活でまたリバウンドする可能性が高いダイエット方法だと私は思うんです。

ケトジェニックダイエットをオススメしない理由その2

また、ケトジェニックダイエットには次のような致命的な弱点があると私は思っています。

それは、

  • ケトジェニックダイエット後のカラダは、リバウンドしやすい状態になっている

ケトジェニックダイエットは糖質を糖質制限ダイエット以上に減らし、脂質をエネルギーに変える体質にしてダイエットする方法です。

ですが、ダイエットでリバウンドする仕組みは次のとおりです。

ダイエットでリバウンドが起こる仕組み
食事制限系のダイエット スタート
 ↓ ↓ ↓
毎日の食事量を減らす
 ↓ ↓ ↓
今まで毎日摂取していたエネルギーが低下する
 ↓ ↓ ↓
体内でレプチンの量が減少する
 ↓ ↓ ↓
(レプチン)・・・食事を摂ると脂肪細胞から放出される満腹感を感じるホルモン
 ↓ ↓ ↓
身体は危機を察知しエネルギー消費を抑え始める
 ↓ ↓ ↓
ホメオスタシス機能が働く
 ↓ ↓ ↓
(ホメオスタシス)・・・自分の体を一定に保とう、元に戻していこうとする自動維持機能
 ↓ ↓ ↓
更に食事を減らしても、運動を更に頑張っても体重が減らない、もしくは変わらない状態になる
 ↓ ↓ ↓
ダイエットをやめちゃう
 ↓ ↓ ↓
通常通りの食事量・内容に戻す
 ↓ ↓ ↓
◆食事量は増えるが、ホメオスタシス機能は働いたままなので、エネルギー消費は低いまま
 ↓ ↓ ↓
◆更にレプチン量も低下したままの状態なので、糖質や脂質を溜めこみやすい状態のまま
 ↓ ↓ ↓
体脂肪が増加(身体に脂肪を溜めこむ)する
 ↓ ↓ ↓
ダイエット前より基礎代謝が低下したので痩せにくい体質になっている
 ↓ ↓ ↓
リバウンド王まっしぐら

このように、キビシイ食事制限系ダイエットの後にリバウンドを引き起こすのは、

  • レプチンという体内ホルモンの働きでホメオスタシス機能が働くから

いわゆる「飢えからカラダを自己防衛するための自然な防御反応」が機能するからです。

つまり、食事制限系のダイエットは必ず一時的な飢餓状態になりますから、ホメオスタシスが絶対に働いてしまいます。

そしてホメオスタシス機能でカラダが省エネモードになり、少ないエネルギーでも生きていける状態を保ち続けます。

この省エネモードはダイエットを止めても続きますから、ダイエット前より食事量を減らしてもリバウンドしてしまうのです。

そんなホメオスタシス機能は、

  • 体重が1ヶ月で5%以上減ると発動しやすくなる

という傾向にあります。

  • 体重が50kgなら2.5kg
  • 体重が60kgなら3kg
  • 体重が70kgなら3.5kg

ですから、1ヶ月で上記の数値以上に痩せるダイエットをしてしまうと、誰でもリバウンドしやすいカラダになってしまうということ。

なのでホメオスタシスを避けるように、月に1~2kgのペースでゆっくり体重を落とすのがダイエットを成功させる秘訣なんです。

生涯続けられるダイエットをするべき

このようにケトジェニックダイエットは、

  • 非常に厳しい食事制限がたくさんある
  • 3ヶ月以上続けるのは難しく、一度でも糖質をたくさん取ってしまうと効果がゼロになる
  • ダイエット後にリバウンドしやすいカラダになっている

というリスクが拭えません。

そんなリスクを抱えてダイエットするんじゃなくって、できるだけ我慢をせずに楽ぅ~ぅに痩せたい。

そんな思いで私は、オリジナルのミラダンダイエットに辿り着きました。

私が14.3kgのダイエットに成功した方法はこちら

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